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富士五湖の１つ本栖湖で、ヒメマス釣りの復活を目指し外来魚「レイクトラウト」の駆除を目的とした釣り大会が計画されていることが分かりました。

本栖湖では春と秋に１か月間解禁されるヒメマス釣りが人気を集めていましたが、数年前から釣りの成果があまりない状態が続いたため、去年の秋は初めて解禁が見送られ、ことし春は解禁されたものの１２日間、短縮されました。

その原因となっているのが、３年前に本栖湖で初めて生息が確認され、ヒメマスを食べてしまうことが確認されている外来魚の「レイクトラウト」で、地元の漁業協同組合や県水産技術センターが、駆除に向けた取り組みを進めています。

こうしたなか、湖がある富士河口湖町と身延町などが、ことし１０月上旬にレイクトラウトの駆除を目的とした釣り大会を計画していることが関係者への取材で分かりました。

大会を開催して多くの釣り客が一斉に釣ることで個体数の減少を目指すということです。

関係者によりますと、賞金付きの大会となり会場ではレイクトラウトの料理を味わうことができる催しなども開かれる予定で、２つの町は運営にかかる費用を６月議会の補正予算案に盛り込む方針です。